映画館で予告見てたのと、タイミング良くWOWOWでやってたので観賞。
高田郁さんの他の作品を映像化したドラマを昔観て、その優しさと温かさに良い作品だなと思ったので、今回もそれを期待して観ました。
この方のストーリーって、そこそこ苦難の物語だったりはするんだけど、人の目の温かさとか、変わらぬ友情や想いみたいなものが描かれていて、見ているこちらもどこか優しい気持ちになれるんですよね。
しかも料理人の話なので、食べ物の放つ温かさとかも相まって、辛い境遇の中でもどこかでホコホコします。
そして最後はやっぱり優しい涙で終わる。
女優陣も若手ですが、少女時代の変わらぬ面影を思い起こさせるに相応しいキャストさんだと思います。
食は人の天なり。
人の体をつくるのも食。
人に作る者の想いを届けるのも食。
飯テロ映画ではあるので、空腹時に観るのは注意。
ちなみに、やっぱり私はトコロテンは黒蜜、出汁は昆布だし、うどんも底が見える上方派です。 笑