あさのひかり

娘は戦場で生まれたのあさのひかりのレビュー・感想・評価

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)
4.7
シリア内線下で最前線だったアレッポで、その信念のため医師の夫と生まれたばかりの娘と共に暮らす、女性ジャーナリストが目にしたこと、思いをそのまま撮影したドキュメンタリー。

命がけの過酷な中で家族や仲間達と支えあいながらの生活と撮影。ニュースでは全く知ることのできない、アレッポの住民達の生の思い、営みを知る。なぜ、どんな思いで、爆撃される危険をはらみ、生きていく困難がつきまとうその場所に住み続け、どのように生きてきたのか。そんなつらい出来事の背後に何があったのか。

感想は簡単には書けないけれど、こうして作品として届けてくれなければ、こうしたことを知ることが出来なかった訳で。危険に晒されながらその事実を、思いを届けようとしたその勇気と行動にただ頭が下がる。
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