インターネットが一般的に普及し出した90年代後半、人類はまだ誰のものでもない無限の新しい世界を手に入れたのだときいて、すごくワクワクした。まだ電話線のジャックに線を繋ぎ、数KBの画像を送るのもやっとだったけど。
そんな中、公開されたマトリックスを見て、なんて新しい映画なんだ！ととても興奮した。
あれから20数年、技術も概念も物凄い速度で進化し、高画質の動画だってスマホで見れちゃう昨今、マトリックスの頃はのどかだったなー、今のデータ量だったらエージェントスミスはどうなっちゃうんだろーなーとか考えてたので、久々の続編と聞いて黒いセーターを着て見に行きました。
ちょっと懐古趣味的なところは気になったし、リローデッドとレボリューションも見たんだけど細かいところは忘れていてこの人誰だっけ？とかあったけれど、設定も色々進化していて、現代でのマトリックスが映像としてみれたので満足です。
キアヌの風貌がまんまイエスさまでキリスト(救世主)すぎて笑っちゃいました。
あと外国から見た日本のイメージが、新幹線めちゃ速いし、黒いマスクしてるし、女子高生もいて、こんな感じなんだなーとおもしろかった。
システムの対極を突き詰めると、人間としての愛ということになるのだと思うけど、ネオとトリニティーの愛が最強！というのがいつも少し気になります。そこはもう少し広げても良さそうだよなー。
エージェントスミスとモーフィアスはやっぱり同一キャストにして欲しかったけど、みんな歳をとったしなー、私もなー、と20年の歳月を改めて感じました。
ニールパトリックハリスがとてもピッタリなキャスティング！
