最近何かと話題のA24の制作でトールキンを魅了したと聞いて、LOR好きとしては見ておかなくては！と思い映画館へ。
アーサー王と円卓の騎士はほんのりしか知らなかったので途中わからないところもあったけれど、「グリーンナイト」と「ガウェイン」のwikiを読んだら霧が晴れたようにわかりましたのでおすすめです。
中世のヨーロピアンの生活様式にとても興味があるので、シーリングされた手紙を読むときにパキッと割ったりとか、辻のところで見せしめなのかカゴの中で白骨化したものがぶら下がっていたりとか、戦場のあと物色している人をスカベンジャーって言うんだーとか、アーサー王の王冠の形とか、個人的にはそんなところがとてもツボで楽しめました。
映像も虚構と現実の境が曖昧でリアリティがあるというか、だんだんと自分の感覚のような不思議さがありました。
ガウェインが縛られたまま白骨化した時は、え、もう終わり？と思いましたが笑
ただ内容は日本人には馴染みのないマニアックな話だと思うので、ファンタジー映画だと思って見ちゃうと訳わからんとなってしまうかなと思いますのでご注意です。
