ルチル

ウエスト・サイド・ストーリーのルチルのレビュー・感想・評価

3.7
あのウエストサイド物語をリメイクすると聞いて、勇気あるな!と思ったらスピルバーグだったので、映画館へ。

61年に映画化されたウエストサイド物語は、なんといってもジョージチャキリス、リタモレノらのパワフルなダンスが圧倒的だったわけで、いくらスピルバーグでもあのキャスティングを超えることは、まあやっぱり難しいだろうなと思いました。

内容は、映像のアート性は控えめに説明も多く、構成的にブロードウェイのリメイクのようです。
明るくコミカルな部分もありスタンリードーネンのミュージカルのようで、ウエストサイド物語といえば赤い色とヒリヒリするような映像で怖いくらいなイメージだったのでちょっと意外でした。
20世紀FOXは今やディズニーですので、そういう雰囲気なのかもしれません。

途中ちょっと冗長だったのと、トニーとリフの関係性があまり伝わらなかった感じがし、ジェッツとシャークスの対立もちょっとごちゃごちゃした感が否めませんでした。

マリアとアニータのイメージはピッタリ!リタモレノご本人も出演していて胸熱。
あの「マンボ」や「アメリカ」のダンスシーンはかっこよかったです!
ルチル

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