狙ってるにしてもさすがに男が激イタすぎて途中からスクリーンを直視できなかった。特に花屋でいちゃもんつけるシーンと、風俗嬢に励まされるシーンとくじら公園で復縁を迫るシーンとタクシーで送るときに好きなところ列挙するところとかが見てらんなかった。もっとシンプルに会話とかシチュエーションとか表情とかで笑わせるシーンがあってもいいのかなって思う。ずっと煮え切らないテンションで進んでいった印象。ラストもなんか微妙。まあでもここは好みの問題かな。ニトリのシーンは500日のサマーのIKEAデートを彷彿とさせるけど真逆の展開でしたね。
長回しが多い印象だったんだけど、役者の演技は自然ですごいなって思った一方でちょっとダレた感じもする…。個人的にはテンポいいやり取りの方が好きなので、これも好みの問題。
でも下高井戸とか永福あたりの住宅街とか街とかを撮るのは上手かったと思う。引きで撮ったりして工夫が感じられた。あの鉄塔は僕も大好きです。んな感じでとにかく僕の生活圏で撮られた映画だったので親近感が湧きすぎてしまって、逆に細かい矛盾点とか不自然な点とかに気づいてしまって入り込めなかったのかも、笑
