Yukiko

マザーレス・ブルックリンのYukikoのレビュー・感想・評価

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)
3.9
2021年4月12日
『マザーレス・ブルックリン』  2019年制作
監督、エドワード・ノートン。
他の監督作品に『僕たちのアナ・バナナ』がある。

1950年代、ニューヨーク。
ライオネル・エスログは孤児院にいた時に、フランク
(ブルース・ウィルス)に引き取られる。
成長し、ライオネル(エドワード・ノートン)は、探偵業の
フランクの事務所で働く。
ライオネルにはトゥレット症候群という持病があったが、
抜群の記憶力を活用して仕事に当たった。
ある日、フランクがトラブルに巻き込まれ、連れていかれ
そして銃で撃たれた。
ライオネルと同僚はフランクを探して見つけたが、間に
合わなかった。
育ての親であるフランクを殺したのは誰?とライオネル
は真相を究明しようとする。


ニューヨークの発展と政治家。
建設業界と絡む政治家。
その政治家に反対する貧しい人達。
白人が上だと、黒人を見下していた時代。
母親のいない子供→マザーレス
父親が違う子供。 
障害。  ・・・などなど。。

いろんな要素がニューヨークという一つの街に
一緒くたに混ざり合って、力強く発展しようとする街に、
裏ではこぉ~~んなことがあるんですよ、裏の顔!
と、ライオネルと共に次第に知っていく。

トゥレット症候群と言えば、『ジョーカー』も、笑い発作が
おきるトゥレット症候群という病気だったね。

『マザーレス・ブルックリン』の映画では、意図せず
いろんな言葉を発してしまうライオネルを、
エドワード・ノートンさんがリアルに演じている。
このかた、演技力が凄い!


この映画に出演の、事件に深くかかわっていく美人の女性、
ローラ・ローズ役のググ・バサ=ローさんは、どこかで見た
と思ったら『ベル―ある伯爵令嬢の恋-』の女性だ。
黒人の美しい伯爵令嬢を、初々しく素敵に演じていたね。
『ベル―  』の映画の話は実話です。
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