ロビン

355のロビンのレビュー・感想・評価

355(2022年製作の映画)
3.0
『リトル・モンスター』観て以来ルピタ・ニョンゴのキュートさに気付いてしまい、ルピタ・ニョンゴ観たさに鑑賞。

個人的に女スパイアクション映画を観る時『アトミック・ブロンド』と比較して観てしまう。
今のところセロン姐さん主演のあの女スパイアクション映画を超える作品はない。

こちらの作品はシリアス路線なのは『アトミック・ブロンド』と同じ。
シリアス路線ならば設定ガバガバでツッコミどころ満載なのは興醒めしてしまう。
「チャーリーズ・エンジェル」的なコメディ要素が強くて会話が笑えるとか、アクションシーンがマイケル・ベイ作品くらいド派手に振り切ってたらツッコミどころ満載でも気にならないんだけれど。。

本来ライバル同士であるはずの各国の女スパイが、世界を混乱に陥れるテクノロジーデバイスの利用を画策する国際テロ組織を阻止するべ共闘するという、いくらでも面白く楽しくできそうな話なのにいまひとつ突き抜けていないように思えて、あまりハマれなかった。
そもそもこのチームに中国が加わってるのが違和感が強過ぎる。
あんな恐ろしいデバイスが中国政府関係者の手に渡った時点で秒で悪用するでしょ 〜笑
それと中国のプロパガンダかっていうくらい忖度感じて気持ち悪い。

劇中に独語、仏語、西語、中国語、英語が飛び交うのが良かった。
それと劇中ルピタ・ニョンゴの喪失感半端ない演技に加点。
久しぶりに観たペネロペちゃんが相変わらず綺麗なのに加点。
そして、劇中ストレートのロングヘアのヅラ姿のジェシカ・チャステインがアンミカに見えてしまい笑えたのに加点。


以下ネタバレ&めちゃめちゃツッコミまくります。









ペネロペちゃんはスマホの指紋の認証できる人を変えたら、無理やり付いてこないで済んだでしょ。
そもそもスマホ渡してきた男が死ぬ前にペネロペちゃんに指紋登録変えたぐらいなんだから。
それに、ルピタ・ニョンゴのスキルあったら変えられるでしょ。

あれだけ危険なヤバいデバイスをおっさん一人に預けるってどうなんだ。
厳重に警備しながら然るべき場所に保管されるのを見届けるだろ普通。
浮かれて飲んでる場合かって。

劇中各自が組織の命令でなく自らの判断で行動していて、どこからの支援も受けれない彼女達が上海に行く飛行機どうやって手に入れた?
操縦してるのも誰?
で、どうやって中国に入国できた?

上海では急にドレッシーな格好して仕込みの入ったアクセサリージャラジャラつけたりとか、何処から急に出てきたんだって感じでファンタジー過ぎる!

偽物のデバイス渡したらそりゃ絶対に敵の連中取り返しに来るよね。
とっとと違うとこに移動させろよ。
案の定取り返しに来られて、本物奪われちゃうし。

で、本物のデバイスか確かめさせるのに中国の女を連れ去るんだけど、残りの女スパイ連中何で普通に生かして置いてくのか謎過ぎる。

しかも、ディバイスが本物って分かって「お見送りしろ」って普通に中国女帰すけどバカなのか!
これまた何で生かしておくのか謎過ぎる。

で、デバイス結局踏みつけて壊すんだけど、だったら最初から壊しておけって!

ペネロペ・クルスが最後の最後でブッ放すところも、完全に想定内。

で、派手に撃ち合いしてるし爆薬で床を吹き飛ばしてるから中国の警察やってきて、全員捕まってるのに何で釈放されてるんだ?
西側諸国じゃなくて中国で捕まってるんだよ。
あの中国の女スパイがいたからなのか?
ロビン

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