尊重
ふたりの対話のリズムと知的なユーモアに吸い込まているうち、あっという間にエンドロール。
正直、カトリック教会に関して情報は薄い。ましてや、教皇という立ち位置は想像すらつかない。そえでも、もっと知りたいと思える時間だった。
皮肉が混じった会話はスピード感があるわけではない。それでも目線の迫力や張りつめた空気に魅了されたのかも。
直接話すコミュニケーションが減っている今、観られてよかった。
罪とは傷だ。
***
ベネディクト教皇に辞任を申し入れたベルゴリオ枢機卿。スキャンダルに見舞われたベネディクト教皇は辞任を受け入れるわけにいかず、考えの異なる2人は対話を始める。