キノコと菌がテーマのネイチャードキュメント
映像はかなりのみごたえ
動物・自然ものとかTVで十分と思う人もいるかもしれないが…NHKでこのレベルのクオリティと分量の作品はなかなかみられない！
ナレーションはキャプテンマーベルのブリーラーソン！
前半は上質な自然ドキュメンタリー風なのが、後半はキノコの幻覚作用がいま注目されてて私は鬱が治ったガンが治ったとか、なんだかアヤシイ話に…
映画館に貼ってあった雑誌記事では、キネマ旬報に新聞の全国紙や文春の映画コーナー…に混じって「ムー」誌も本作を取り上げている
で、でも…銃とか死刑とか、国によってセーフなことアウトなことは違うし…
一概にカルトとくくらずまずはタイトル通りキノコのすばらしさを観てみても…それが多様性をみとめる対話の精神ではないだろうか…？（弱気）
あと面白いというか衝撃だったのがシロアリの話。
「すばらしい菌類は害虫駆除の用途でも注目され研究されている。しかしシロアリは有害な菌には用心している。
足とかに菌のついたシロアリが巣に帰ってくると門番シロアリは感染シロアリをシロアリの墓場へ連行し、始末して…
感染シロアリに触れた門番シロアリたちも巣に帰らずその場で死んでしまう」
という…
過酷。忍びの組織みたいだ
アメリカでも20週におよぶロングランとなった…らしい。
