ゴロフキン

パーフェクト・バディ 最後の約束のゴロフキンのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

ソルギョングとチョジヌンが主演、しかもチンソンギュもいるという。これはド鉄板でしょう!って思ったら全然。結構評判いいけど自分はまるっきり刺さらず。

元ネタが『最強のふたり』というのは知ってた。それだけでいいのに『最高の人生の見つけ方』も入ってていろいろと渋滞気味。泣ける映画の印象的なとこだけ安易に集めた気がした。登場人物だってソルギョングとチョジヌンのエピソードに絞ってたらもっと見やすかったのにね。チンソンギュ(今回も存在感はばっちり)が頑張りすぎて、パーフェクトバディって実はこっちのことか?とか妙な気分になるし、あと特に何するわけでもなかったあの弟、あの人はなんだったんだろ。

役者は最高なのに脚本がかなり残念。チョジヌンとチンソンギュがあんな目にあったのは自業自得だし、ソルギョングの贖罪の件でも被害者にありえないこと言った挙句に逆ギレ、その結末もうやむや。あそこかなり重要なところだと思うんだけどな。他にも「なんでよ?」って5ヶ所くらい口走ったシーンあり。でも役者さんの演技だけはほんと良かった。特にソルギョング、やっぱり安心安定の演技力。最初のか細い第一声を聞いただけで嬉しくなる役作りの丁寧さ。終盤のお花畑でベンツ乗るシーンなんかあそこで終わってたら余韻十分でいい感じだったのに。。。その後のラストシーンが絶句するくらい陳腐で台無し(でもチョジヌンは少しも悪くないって言っておく)。

思いっきり期待してただけに不発だったショックがデカすぎる映画でした。
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