このレビューはネタバレを含みます
「青春」とか「プレイリストムービー」というキャッチから、もっと爽やかな青春音楽モノだと思っていたら、全然違った…
見事に裏切られました…
前半は兄・タイラーのお話、
後半は妹・エミリーのお話、
と、視点が切り替わっていく構成。
ストーリーとしては繋がっているのだけど、
憎しみに支配された兄と、
愛を見つけることが出来た妹、
という対比が印象的でした。
しかし前半のタイラーパートは鬱展開すぎて、とにかく辛かった…
観たことを後悔しそうになったくらい。笑
もうこれしんどいわ…勘弁してくれ…と思っていた気持ちが、後半のエミリーパートでようやく少しだけ癒された感じ。
エミリーの抱える事情を知りながらも、ピュアな気持ちで彼女のそばにいてくれる恋人のルーク、優しい…いい子…(´；ω；`)
そして、エミリーがお父さんと釣りに行くシーンにはグッときました。
家に帰らない彼女を心配したお母さんにメッセージを送るシーンも良かった…
エミリー、幸せになってほしいなぁ。
たしかに映像は美しくアート的だけど、
一番売りのはずの音楽は、統一感に欠けるせいなのかいまいち印象に残らず…
単純に私がこういうアンビエントな世界観にあんまり馴染みがないからなのかな…
(典型的なポップス好き人間なので)
私にはちょっと難しかったかもしれない。。
