プレイリストムービーと謳われていますが、まぁ確かに主人公の心境なんかに合わせて曲を流して、歌詞の内容ともリンクして。って、そんなことやってる映画割りかしあるから、特に斬新さを感じ得られなかったです。(ワイスピシリーズの方がよほどプレイリスト的だなぁと思うわけで)
映像としてはリアルなものより少し誇張した色味、眩いくらいの光...とてつもないクラクラするようなトリップ感を不意に喰らいました。
ストーリーはよくあるお話でした。
前半パートの後半はドキドキしましたが。
先の色と光のトリップ感は、主人公目線(主人公フィルター)で見えてるものを表現していて、これを受け入れられるかどうかは、いかに主人公に共感できるかにも関わっているのではないかと思った。
リアリティラインなお話に、リアルとは掛け離れた"芸術性を高めたい演出"がしつこく、話の進みを遅らせてる、マッチしている気がしなくて、あまり乗れなかった。