玉造

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEの玉造のレビュー・感想・評価

4.0
手に汗握り、心臓に悪いくらいのアクションシーン連発。
冒頭から最後まで163分はあっと言う間だった。
ストーリーはさておき、アクション映画としての感想。

還暦過ぎてもトム走りは健在。年齢を重ねるごとにアクションも過激。メイキング映像を観て、これをやってのける俳優はトム·クルーズしかいないだろう。

アブダビ、ヴェネツィア、ノルウェー。全く違う土地での撮影は観客を飽きさせないし、その場所を生かしたアクションシーンも見物。一番の見せ場、ノルウェーでのダイブは、高所が苦手な自分としては血の気が引く凄さ。この撮影の為に費やした費用、時間、練習を考えただけでも一見の価値があると思う。
最後の列車シーンも実際に列車を制作し、崖から落とす。豪華なオリエント急行の上では過激なアクションが。
CGでは表現出来ない「本物」を観る作品だ。

彼が凄いのはこのシーンをやる為にきっと見えない凄絶な身体作りをしているからだと思う。自分自身をメンテナンスする努力。一日でも怠けたら逆戻り。大谷翔平も同じ。さらっとやってのける人ほど努力家なんだ。

“それ” なんとも怖ろしい。身近に迫る人類の生き方にも影響あるもの。人間をはるかに越え、どうなっていくのか。
次のパート2が待ち遠しい。

つい先ほど1996M:I 再鑑賞しましたが、これも列車でしたね!トムも若い!
玉造

玉造