トム・クルーズ最後のイーサン・ハント役になるらしい2部作の前編。前編だけでも十分楽しめて、ちゃんと後編へのワクワクも高まる構成になってるの良かった。
アクションに期待してたけど、全体的に既視感強めで、度肝を抜かれるほどのインパクトには至らず…って感じだった。結局予告編のプロペラ機に乗ったトムが一番衝撃だったかもしれない…。
ローマでのカーチェイスは「ワイルドスピード/ジェットブレイク」ラムジーの無免許運転があったし、そもそもカーチェイスは前作にもあった。列車屋根での格闘は1作目でもあったしよく見る絵面、最後の列車宙吊りは「ロスト・ワールド」。
ローマでのカーチェイスは手錠とフィアット500が良くて、笑えるシーン多めなのは良かった。グレースのキャラも良い。
終盤のバイクジャンプはさすがにすごかった。予告で見て知ってるシーンだったのでそこに至るまでのベンジーのやばすぎるナビ笑ったし、列車でのダイナミック登場も笑った。
本編以上に楽しみなメイキングも見た。バイクジャンプのシーンは命懸けの挑戦なので1回成功させて一安心…って感じだろうと勝手に思ってたら計6回も飛んでて笑った。
https://youtu.be/SE-SNu1l6k0
列車屋根での格闘は、本当に走らせて撮ってるとは思わなかったので驚き。1作目ではCGだったシチュエーションで、今作では実写にこだわって挑戦してるの面白い。
https://youtu.be/0AeneChzBGY
暴走するAIエンティティが敵というのも、何をしでかそうとしてるのか分からないけど、やろうとすれば何でもできてしまう脅威って感じで良い。冒頭の潜水艦のシーンだけで相当な脅威というのが伝わってくる。
過去2作の悪役ソロモン・レーンは小物感があってあまり好きじゃなかったので、本作の悪役ガブリエルは強いし憎たらしいしで良かった。イーサンとの因縁とか、そもそもあの女は誰？とか、パート2でその辺りも分かるのかな。
