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マンディ 呪われた人形のノッチのレビュー・感想・評価

マンディ 呪われた人形(2018年製作の映画)
2.0
強盗するため老女が住む屋敷にシッターとして潜り込んだ女性が、呪われた人形を見つけ想像を絶する惨劇に見舞われる。

古い屋敷、不気味な老女、雇われた若い女性、そして魂宿る人形...。

人形に秘められた悲しき運命と、屋敷に足を踏み入れた者が味わう恐怖を描くサスペンス・スリラー。

どうやら実話らしく、この人形自体、カナダのケネスネル博物館に「実物」が所蔵されている曰くつきの「呪いの人形」だそうです。

でもあんまり怖くなかったなぁ…。

一応血はでますが、肝心なところは映さない低予算ホラーお得意のパターンなので、苦手な人でも安心して観ていられます。

また、登場人物は泥棒姉妹とムショ帰りのクズ男だし、どう感情移入してよいのやら…。

主人公はかろうじて「良い人」っぽく振舞っているんですが、しょせんクズです。

また、マンディの動きも微妙。

フレーム外でいかにも、「下から人の手で動かしてまーす」感が見え見え。

さらにジャケット画像のお人形は本編には一切登場しません。

マンディとは似ても似つかない別物なのでマンディが可愛くしようとアプリで加工しまくったんでしょうか?

ちなみに類似した実在の呪い人形には、アナベル、ジョリエット、ロバートなどがあります。

これらは呪いによる死傷者や不幸が多数報告されている。

一方、マンディに関しては明確な被害者の報告はされていない。

自分の存在を誇示はせど、凶悪な意思を振り撒くタイプの人形ではないようですね。
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