社会のダストダス

ガンズ・アキンボの社会のダストダスのレビュー・感想・評価

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)
3.5
ダニエル・ラドクリフをオモチャにするシリーズ
設定がアホ過ぎてすでに面白い。
ビジュアルインパクトでいえば死体役といい勝負。

ゲーム会社のプログラマーであるマイルズ(ダニエル・ラドクリフ)はネット荒らしの常習犯。闇サイト「スキズム」を荒らしまくった結果、自宅を特定され拉致されてしまう。
目を覚ますと両手に銃を固定されており、彼らの主催するデスゲームに強制参加させられてしまう。

ダニエル・ラドクリフがクソリプ常習犯のネトウヨで、制裁として両手に銃を固定されてデスゲームに参加させられる。
昔のベビーフェイスから、今やクズなキャラも板についてきて、段々と藤原竜也みたいになってきたなこの人。

○○にされちゃった系のお約束の、日常生活での弊害もやはりアホながらも面白い。両手がガンズだから、真ん中の銃で用を足す時も色々と失う覚悟が必要になる。

マイルズが戦わされる最強の殺し屋ニックスをサマラ・ウィーヴィングが演じる。某ベビーでシッターなシリーズで有名な人だけど、まともに出演作を観るのは初かもしれない。
登場シーンの豪快にモブキャラたちを蹂躙していくさまを見せつけられ、こんなのマイルズ秒で消されるじゃんと瞬殺を予期するも、悪運の強いマイルズもしぶとく逃げ回る、優しい世界。

久々に来ました認定おバカ映画。面白かった。設定のアホさはさることながら、ダニエル君とサマラさんのキャラがとてもいい。
久々に劇場でアクション映画観た気がするけど、やっぱり大画面はいいものだ。間違いなくB級映画に分類されるんだろうけど、映画の熱量が高いので大作映画を観終わったような清々しさもあった。

ハリポタ3作目で止まってるので続き観ようかな。サマラさんも気になったのでベビーでシッターな方も観てみようか。