これはジョージアの現状に向けた抗議ムービーだ。
ジョージアはこのような国で、このような生活をしていて、このような国立舞踏があり、同性愛者はこのような扱いを受け、果てにこのような事態が起こる。
ということを、映画をもって私たちに説明してくれている。
そんな映画だなと思った。
だから、私個人としては登場人物についてあまり感情移入することができず、ジョージアではこのような現状なのだなと知識として得た。
実際、ジョージアでは同性愛の偏見が著しく上映は大抗議が起きたらしい。
現地での撮影もゲリラ的に行われ、実在の国立舞踏団には出演関わりを拒否された。
そんな映画を撮影し、世界に届ける勇気、そして意義。
素晴らしいな、と思う。