けーな

オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語のけーなのレビュー・感想・評価

3.9
長年連れ添ってきた夫婦の物語。 乳がんが見つかり、手術をし、化学療法のために通院する妻と、その妻に寄り添う夫を描く。と言っても、喧嘩したり、文句言ったりする場面もあって、そんな姿がリアルだった。

若い人には、ピンと来ない雰囲気かもしれないけれど、静かに、心に沁みてくる映画だった。

最近出演作を何作か続けて観ているレスリー・マンヴィル、やっぱり巧いなと思った。そして、リーアム・ニーソンも。リーアム・ニーソンは、アクション物よりも、こういうヒューマンドラマの方が、味があっていいと思う。

闘病記なので、同じような経験のある人や、似たようなことに直面している人にとっては、よりグッと来る部分があるのではないかと思う。

彼らの住む家がとても素敵だった。かなりいいお家だったから、仕事は、何してたんだろってことが、気になって仕方がなかった。映画内で、仕事をしている様子がなかったので、もうリタイアして、悠々自適に過ごしているのだろうなと思ったけど。
けーな

けーな