2021/01/23 劇場にて。
SNSで話題になっており、気にはなるな〜と思ったまま年が明けてしまった。
だんだん上映館が減ってきたので急がねばと一念発起で鑑賞。
事前知識なしで臨んだが、ストーリーはわかりやすく笑いどころあり、思わず涙ぐむシーンありでしっかりと楽しむことができた。
おそらくだが、作中「日本のアニメを見て育った人達が作り上げたのだろうな」と思うようなカットや表現が多く、なんとなく親近感が湧く点も見やすさにつながっていたように思う。
鑑賞前の印象と一番大きく違ったのは、戦闘や逃走、追跡などのシーン。
とにかくものすごくよく動く!
特別な力を持つものたちだけあって、肉眼で追いきれないほどの速さで縦横無尽に展開されるアクションは目玉と言っても良いだろう。
この作品のストーリーと問題提起の主軸は環境問題のようだが、それでいて何物かを奪う・奪われる・守る・信じることを大きく描いたように感じられる作品だった。
(鑑賞後、何点か疑問に感じる部分があったが、Twitterで中国の土地制度や五行を絡めて解釈を深めている方がいてなるほど…と唸ってしまった)
色々書き連ねたが、まずはシャオヘイの可愛らしさに釣られて観に行くのがいいと思う。ねこ形態のもちもちシャオヘイをポケットに入れて持って帰りたくなること請け合いです。