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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのRenのレビュー・感想・評価

3.8
2022年7本目

スパイダーマントリロジー全作おさらいの上で臨んだ、待ちに待った一本!

世間的な凄まじい高評価も勿論理解できるし確かに楽しかったんだけど、ちょっと期待値上げすぎた。自分が悪いです。

そもそも本作は"トムホ"スパイディーだけでなく、これまでの過程含めた"スパイダーマン"そのものを大好きな人たちに向けた超大盤振る舞いなご褒美映画であり、公開1週間前に慌ててサブスク配信で過去作復習なんかした、思い入れの小さい自分が乗りきれないのもある種当然。

トムホスパイディーの魅力は若さゆえの危うさだとずっと思ってきたけれど、流石に今作での行動に関しては「いや終始お前が悪すぎるやろ…」の一言に尽きる。
自業自得のお手本のような展開。

劇場版のドラえもんみたいな話やなって鑑賞中ずっと思ってた。
(勿論ピーターがのび太、ストレンジがドラえもん)

もうマルチバースとか風呂敷広がりすぎて付いていくのがやっとやし、ポストクレジットシーンにも何一つ心が踊らなかったので、あんなに大好きだったMCUからもそろそろ卒業の時なのかも。

それでもはっきり2回涙堪えたし、この完成度で☆3.8以下は付けられないと思った。
ただ俺はファー・フロム・ホームが好きです。
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