コンサート会場で警備をするリチャードは不審なリュックを発見、多くの人の命を救い英雄となるが、一転FBIから犯人として捜査されることになり…というクリント・イーストウッド監督による実話もの。
うーん、イライラした〜!
枕営業女記者にも、FBIの腐ってる捜査官にもだけど、リチャードにも!笑
つけいる隙を与えて、サム・ロックウェル演じる弁護士ブライアントの足を引っ張るんだよね…それもこれも悪気なく。
しかしこの鈍臭いけど正義感はある、気の優しいリチャードの演じ方がうまかったですね。非常にリアリティがありました。
舐められる要素があるから、どんどん相手は調子のるんだよ〜っていうのがすっごくわかる!
リチャードの母親役のキャシー・ベイツもさすが。スピーチが終わってからの感極まる動揺する姿も上手いし、何よりフツーの主婦感が出てる。
そして作品を引っ張るサム・ロックウェル!最高。いつもおいしい役だよね?笑
古今東西、メディアもお上も恐ろしい権力をお持ちなので、せめて煽られない冷静さは持っておきたい小市民です…アーメン