あーぁ

フォークロア TATAMIのあーぁのレビュー・感想・評価

フォークロア TATAMI(2018年製作の映画)
3.5
フォークロアシリーズ第2弾は日本から。

記事ライターのマコトはとある惨殺事件があった廃墟の部屋を訪れる。
事件の時の血生臭い匂いが残る部屋の隅に立てかけられ畳と、その畳から取った藁で作られた藁人形がいくつも吊り下げられ杭で打ちつけられている異様な部屋。

マコトは畳のシミに過去に閉ざしたある記憶を思い出す。


日本の若手監督からは斎藤工がホラー初挑戦で参戦!うん、これは好きかった〜

父の葬儀に久々に帰郷した北村一輝が実家にある『秘密の部屋』を見つけてしまい、実は自分の家族に隠された恐るべき過去を暴いてしまうというサスペンスタッチの畳ホラー。

日本古来からある畳をテーマに仲の良い母と息子にはやべー過去があるってのがじわじわ分かってきてラストでどどーんとチマツーリ&TATAMIモンスターちゃんバクバク!な可愛さにさすがたっくんやん!と膝を叩くホラーでしたな、

北村一輝が最初なんでメールのやり取りだけで全然喋んないんだろうとか思ってたら実は聴覚障害であったという事実から過去に閉ざした記憶が徐々に蘇っていくのが面白かったですね。

畳のシミのようにジメッとした感じのいかにもJホラーと言った感じでクソババアのサイコっぷり含めてやっぱ人間が一番怖いよなぁと思わせる作品でした。
あーぁ

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