銀幕短評(#580)
「夏時間」(原題パス)
2019年、韓国。1時間45分。
総合評価 38点。
なんとなく「はちどり」のイメージなのかと最初は期待しましたが、そうではありませんでした。どうして平均点が こう高いのだろう。
たいくつで寝そうになります。なにも起きないから。これを映画という社会的な媒体に乗せる意味が、はたしてあるのでしょうか。アメリカの「SOMEWHERE」91点も なにも起きない系の映画なのですが、地味ながらしっかりと なにかが起きている。仕上がりが まったくちがう。まあでも「ニーチェの馬」よりはましでしたよ。あれはひどい映画です。
ひとつ救いだったのは、おさない弟の演技が とてもよかったことです。かれはいい。