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ジェントルメンの821のレビュー・感想・評価

ジェントルメン(2019年製作の映画)
4.0
シネコン営業再開ありがとうございます😭@東京都。ということで、楽しみにしてた本作見てきました。とにかく痛快。めっちゃガイリッチーやった〜。

相変わらず、狂言回しのセリフの多いこと。登場人物もたくさん出てくるし、誰がどの立ち位置なのかを把握するまでにしばらく時間がかかり、同時に多大な集中力を要しました。でも、大体の関係が把握できればあとはジェットコースター。お互いのマウントの取り合いで、本当にサバンナでの肉食動物の覇権争い。相手をどう出し抜くか。その様相が大変楽しかったです。
しかしイギリス英語のスラングは聴き慣れなさすぎて全然聞き取れんかったな…。

ガイリッチーの作品といえば「ここぞという時に痛快に銃をぶっ放す」のが見所だと勝手に思っているのですが(『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の印象残りすぎ)、本作でも、チートだろ〜ってとこでマシンガン出てきて痺れちゃいました。最高に楽しすぎる。

あと、私は本作のチャーリー・ハナムがめっちゃ好きやった…。ヒゲモジャで良い仕立ての服に身を包んで、「英国ジェントルメン!」って感じなのに、ちょいちょい抜けてるのが可愛すぎた。あとボスが大好きなところもいい。
『クレイジー・リッチ』では底抜けの良い人を演じてその印象が強かったヘンリーゴールディングが、口角を限界まで下げて悪役顔してたのも良きでした。悪役顔してるときちょっと東出昌大に見えた。

こういう洋画、待ってました。久々に映画館で見られて楽しかったです。
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