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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の821のレビュー・感想・評価

3.5
ミーハーなので、鬼滅はこのコロナ禍で例に漏れずハマってました。実はアニメ・単行本既刊全巻履修済み。劇場では環境によって割と集中できなくなる方なので、入場者特典第二弾開始前日という、あんまり人が入ってなさそうな日程狙って行って参りました。少なめでよかったです。

見終わった感想は、とにかく煉獄さんがカッコ良すぎました😭😭😭
エフェクトバットバチの戦闘シーン満載で、原作よりもさらに煉獄さんの見どころが増してて、煉獄さんのためにある作品でした。しかも煉獄さんイケボ。善逸と禰豆子の見所がやや少なかったけど、それもまあ原作どおりなので致し方なし。そのかわり、竈門家の人々のシーンがたくさんあって涙を堪えるのが大変でした。

ただ、純粋にアニメの続きとして見るなら大満足だったんだけど、「映画作品」として見ると期待外れだった感もありました。色んな人に怒られそうですが…。
やっぱり映画好きとしては、映画見に来たぞーっていう特別なワクワク感が欲しかったんですけど、イントロとかで特にそういう演出もなかったですし、音響とかに立体感が目立つ訳でもなく。背景もアニメと同じ感じだったので、アニメで見ていたものを引き伸ばして大画面で見た感がちょっと否めなかったです。
猗窩座戦も良かったんだけど、アニメ第19話の神回で、地上波にしてこのクオリティやるかーっていう衝撃的な回を既に観ているので、それを上回る新鮮さや感動は無かったですね…。やっぱり映画館に見に来ているので、もう一息、欲しかった感が…。
まあ、全てはそもそも地上波で放送したアニメのクオリティが高すぎたとこに帰結すると思いますし、テレビアニメと映画を一連の流れとして見た時に両方遜色ないバランスの取れた作りになっていると思うので、全体として見るといいんだと思います。

次のエピソードも大好きなので、次のシーズン楽しみです。また映画もやるだろうし、鬼滅ブームはまだまだ続きそうですね。

メモ: 善逸のタートルネックにチノパンルック新鮮すぎてわろた。
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