おきゃん

ジャッリカットゥ 牛の怒りのおきゃんのレビュー・感想・評価

3.5
逃げた水牛を村の男皆んなで捕まえようとするイベント的インド映画。

ヒンドゥー教が収める国で、2%しかいないキリスト教を信仰する、珍しい村の設定。
なので、牛肉大好き。そりゃ必死に水牛追いかけ回すわ。笑笑

ヒンドゥーでは神とされる牛をボコスコするのをインド映画でやるとはロックですな。ヒンドゥー教のインド人の反応が気になるところ。

映画は、村人の一員としての視点で撮られているので、スリリングな体験が出来ます。笑

何より前半でクッタッチャンと言う名の、スーパーカリスマ的な元村人がいて、
登場するのに村人総出でクッタッチャンを崇める。
フリがとにかく凄すぎて、しつこくて、笑

実際登場して肩透かし。笑
そんなカリスマちゃう。笑笑

インド映画のカリスマシステム結構面白くて好きなんだけどね。笑 レビュー書いてないけど、クリッシュとか笑

ずっと皆んなでわーわー言いながら追いかけ回すだけの映画なのだけど、
インドの電車やバスにてんこ盛り人が乗ってる画だとか、すごい人数が1匹のジャガーを追っかけたり追われたり、ワチャワチャしたインド人を見るのが好きな人は笑えると思います。

最近のタイ映画とか見てると、白いタイ人しか出なかったり資本にどんどん汚染されている様子が伺えるけど、
やっぱりインドはいつまで経っても
いい意味でも悪い意味でも
本当にインド。芯のある国だ。
大好きだけど大嫌い。
いつかは行ってみたいもんだ。
おきゃん

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