おきゃん

Swallow/スワロウのおきゃんのレビュー・感想・評価

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)
3.2
最近やたらとこれを書くのだけど

やっぱり地に足のついた生活をしなきゃだめね。
お金目当てじゃないって言い訳したって無駄なのよ。目当てだからさ、お金が。

愛が何かも分からない(この場合は過去に原因があったのだけど)状態、しかもそれにすら自分が気付けていない状態で、身籠るのはナンセンス。

女は産んだら最後、絶対に逃げられないんだから。守るのは自分しかいないんだよ、本当に。
本当に相手が信頼できるか、よほど自分1人で育てる自信でもなきゃ作らない方が良い。

もーお。ダメって言われても食べちゃう。
まだまだ幼稚なこのおバカさんが主人公。

旦那さん妊娠中の奥さんの所に無許可で夜いきなり友達沢山連れてきたり
旦那の家族と合わなかったり→これは最初からだろうがお金の為に目を伏せていた部分
何とも言えない微妙なストレスがじわじわと溜まって行く様子が、さりげなかったし
他人に理解してもらえない怖さはあった。

しかしどうだろ、バックストーリーがあるにしろ、自分で風呂敷広げてその選択は、こじらせgirlすぎやせんかね。

戒律を重んじる母親が中絶せず子どもを産み、その子どもが愛に迷って彷徨う。
しかし母親は子どもに興味がない。
では何故産んだのだ。
神さまが降ろしたらダメって言うから。
産んだら産みっぱなし。
子どもが何されようが気にしない。
またそれか。
育てる気がないなら何故この世に命を落とすのか。心が痛む。
おきゃん

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