けーな

ロンドン・バーニングのけーなのレビュー・感想・評価

ロンドン・バーニング(2019年製作の映画)
2.8
原題は「The Corrupted」で、「腐敗した者」とか「汚職の者」という意味。2012年のロンドンオリンピックの際に、利権に群がって生じた犯罪組織と汚職警官、そして、その黒幕に立ち向かう男の姿を描く。

けっこうキャストが豪華なのに、何か足りない映画だった。

主人公のリアムが、「世界一キライなあなた」の人だと、観終わってから分かって驚いた。坊主頭じゃなければイケメンかもしれないのになぁと思いながら、観ていたものだから。坊主頭だと、だいぶ雰囲気が違うし、髪が、かなり後退していることにも、びっくりした。

ヒュー・ボネヴィルは、「ダウントン・アビー」や「パディントン」に出ていた印象が強く、いい人っていうようなイメージが強いため、今作みたいな、ワルな役が、どうも合わない気がしてしまった。

ティモシー・スポールも、ハリポタでのピーター・ペティグリューのイメージが、いまだに強く残っているので、今回のようなワルの親分的な役が、私の中では、どうも、しっくりこなかった。それと、以前、太っていた時もあったのに、今作では、だいぶ痩せて、頬がこけていたので、それは、役作りのためなのか、どこか身体が悪いんじゃないかと心配までしてしまった。
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