らんらん

ドロステのはてで僕らのらんらんのレビュー・感想・評価

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)
3.5
SF、ループ、コメディ
出演者、土佐和成、藤谷理子、朝倉あきなど

【内容】
とあるカフェが舞台

カフェマスターの男(土佐和成)が部屋にいると呼びかける声がする
声の方を見るとTVに映る自分が話しかけおり、なぜか会話のやりとりが成立している

TVの中の自分曰く
「俺は2分後のおまえ、この部屋のTVと階下のカフェにあるTVが繋がっている、このことを自分に教えてやりな」

ってことで2台のTVを通すことで2分後の未来がわかるようになる
そのことがカフェの従業員やお客さんたちにも伝わりドタバタすることになる、、、

・ネタバレ
ドロステ効果を利用することでお金儲け出来るかもしれない
ってなるけど、そこにタイムパトロールの2人組がやってきて全てはなかったことになりかける

だが
主人公とヒロインが未来通りの行動(忘却剤を飲む)をとらなかったことで未来が変わるタイムパラドクスが起き、タイムパトロールは消失

静かになったカフェの中で主人公とヒロインはおしゃべりを楽しむ

【感想】
短編映画「ハウリング」のリブートなんだとか
知らないで見たからまんま同じじゃん!って思った
でもまあ、人数が増えてのドタバタ、やりとりが面白くて楽しい映画だったと思う

今回面白いのは
必然的に同じ行動を取る未来になるわけじゃなく、やろうと思えば自分の意思で行動が変えられちゃうってところ
そのせいで未来に引っ張られて窮屈になっちゃうってのが面白い

ちなみにタイトルにある"ドロステ"については説明されてもよくわからなかったw
向かい合わせの2つは分かるけどそれ以降ずらーっとなってるのが理解できない

藤子不二雄のSF短編全部読んでるけどピンと来ないんだけどー
「俺と俺と俺」も覚えてないから美人なお姉さんと仲良くなれそうもないのが残念
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