原題: Celle que vous croyez
英題: Who You Think I Am
ジュリエット・ビノシュ。いつまでも美しく、本作でまた新たな魅力を見せてくれました。
SNSという現代ではあらゆる世代の人が何かしら関わっている欠かせないもの。これに絡むサスペンス。二転三転するストーリーにハラハラさせられると同時に、若さが欲しいクレール(ジュリエット・ビノシュ)の気持ちも女性として痛いほど分かりました。最後の最後、ラストカットまで目が離せないです。
本作を観て、イギリスの映画『ラヴェンダーの咲く庭で』(原題: Ladies in Lavender)が少し頭をよぎりました。ジュディ・デンチとマギー・スミス、ダニエル・ブリュールが出ています。サスペンス要素は全くないのですがとても切ない作品です。