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天皇の名のもとに 南京大虐殺の真実
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『天皇の名のもとに 南京大虐殺の真実』に投稿された感想・評価

gena
5.0
日本の加害を観なければ、戦争映画を観たことにならない、と目を見開いて鑑賞。でも、ところどころ眼鏡を外しました。南京の牧師による映像と、虐殺を行った複数兵士の懺悔のインタビューあり。

南京ジェノサイドから慰安婦派遣につながっているとは思いもよりませんでした。

人数の話じゃない、あった事実をないことになんてできるはずないのに。言葉も出ないけれど、スコアもつけました。観るべき作品だから。

櫻イミトさん、ご紹介ありがとうございます。
少しずつ目が開かれてきました。
12
『レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』(2023)より
「ヨーロッパでは戦時下で日本が南京に侵攻して虐殺したことは普通にみんな知っている、教科書に書いてあるぐらい。日本にはなんで教科書に載らないの?」

ここで指摘しているのは “つくる会”による「新しい歴史教科書」(2001~)の事だ。当時、南京大虐殺の記述を削除した同教科書が文部省検定を合格したことに対し、中国が激しく抗議の意を示し国際的なニュースになった。カラックス監督はオムニバス映画「TOKYO」(2008)で、歴史を見ないふりする日本人の姿勢を糾弾しているように思える※後述。


本作は南京大虐殺の実態を検証する1995年アメリカ制作のドキュメンタリー。日本では公開を拒否され、NHKは「内容が刺激的すぎる」と放映を断った。

映画のベースとなるのは、当時の南京で国際赤十字委員長を務めていた米国人牧師ジョン・マギーによる撮影フィルム。マギー牧師は東京裁判で南京大虐殺の証言をした中の一人で、フィルムには病院に運ばれてきた女性や子供たちの惨殺死体が記録。彼の当時の日記と共に紹介される。

さらに南京大虐殺の当事者である日本兵3人が、残虐行為を連日続けた当時の実態を告白する。日本兵たちによる中国・アジアでの非人道的な蛮行は「リーベンクイズ/日本鬼子」(2001)や今村昌平監督「未帰還兵を追って」(1971)でも告白を聴いてきたが、本作も共通して甚大な数の強姦虐殺が繰り返されたことが証言される。

20世紀以降の戦争でこれほど大量の強姦虐殺が行われたことは他に類がなく、欧米では“南京強姦大虐殺”との呼び名で知れ渡っているとのこと。当時「週刊金曜日」編集長の本多勝一は「日本人は自分たちで戦争犯罪を追及してこなかった。広島と平和を世界に訴えても、加害者としての反省が無いから説得力がない」と語る。

映画の前半、日本の侵略以前の平和な南京の様子が映し出される。笑顔の親子や元気な子供たち。ある日突然、彼らは大量の日本兵から襲撃され家族もろとも惨殺された。日本の広島・長崎原爆の日と同じく、中国は12月13日を南京大虐殺犠牲者国家追悼日と定めている。加害した国民の殆どはそれを無視している。

カラックス監督によると、「TOKYO」で怪人メルド(ドニ・ラバン)が洞窟で見つける手榴弾は南京大虐殺で使用されたものという設定。手榴弾も銃も南京で虐殺に使われたものと同じ形式を再現している。渋谷でそれを投げて日本人をいっぱい殺して、そいつが日本で裁かれる。同作はカラックス監督が世界と日本に発した問題提起だ。



※MEMO
昨日NHKが発表した戦後80年の世論調査結果
Q先の戦争はアジア近隣諸国に対する日本の侵略戦争だったと思いますか?
・そう思う35%
・そう思わない 16%
・わからない 48%

Q当時の一般国民の戦争責任をどのようにお考えですか?
・政府や軍部に結果的に協力したという意味で加害者の責任がある17%
・政府や軍部によって起こされた戦争の被害者であり責任はない48%
・そもそも日本に戦争責任はない6%
・わからない24%。

※本作はFilmarksのyoutubeボタンからリンクしていて鑑賞できる
櫻イミトさんとgenaさんのレビュー拝見しました!深夜寝付けずそのまま視聴。

小学生の頃、教育実習で来た先生が「南京事件」を授業で取り上げたことがあった。
子ども心では「グロい」「なぜこんな物を見せるのか」「他の人が教えない特別なことをやりたい気持ちは分かる」などと思っていた記憶が蘇る。

授業中 指導役の先生が苦い顔で見ていたし、確か誰かの親からクレームも入ったらしくこの教育実習生は怒られたんだろうなと思ったが、「そういうことを話すと怒られるんだ」という空気も記憶に残った。

南京大虐殺に対して、様々なネガティブ感情があるだろうが、そもそも話題に出すことすらタブーというのがこの問題の根の深さだと思う。
仮に議論されても数の議論が多く、本質的ではないと思った。

僕自身も長らく、「事件はあったとは思うがでも30万人は誇張だろう」と、どこか距離を取っていた。
だが、この作品に出てくる記録映像や証言は、数字の前に「人間がいた」ことを突きつけてくる。

元兵士の沈黙や震える声、マギー牧師のフィルムに映る市民の姿、日記の鮮明さ。歴史ではあるが過去ではないと思っていた自己認識を改めさせられた

この映画を観ていると、実はそう難しい話ではないと思うのだが、中国との関係性や日本の戦後政治体制、更にはメディアの報道などで複雑さを増し、引くに引けない段階までなってしまっている気がする。

僕自身は思想的には中庸だと思っているが、中国だから、日本の名誉が、といった政治的感情や思想より前に、人として、あったことをなかったことにしないという最低限の誠実さを持ちたい。