おどろきの白鳥

この世界に残されてのおどろきの白鳥のレビュー・感想・評価

この世界に残されて(2019年製作の映画)
3.3
人(キャラ)を通して、ハンガリーの人々がドイツとソ連に蹂躙されながら、心の傷や失った家族への想いを抱いたまま、普通の生活に戻るために足掻いた歴史を描写するという重厚な物語でした。

途中まで、40過ぎのおっさん・アルドが、いつTVアニメ版『あしながおじさん』化して、主人公の少女・クララを押し倒すかを期待しながら観ちゃった。
って勘違いするくらい、クララ役の子が美人で、しかも16〜20歳を見事に演じ分けていました。
(「アビゲイル、おそろしい子」by月影先生)

しかし、ナチスも酷いが、スターリンのソ連も酷いなぁ。