あまのうずめ

ブライトン ミラクルのあまのうずめのレビュー・感想・評価

ブライトン ミラクル(2019年製作の映画)
3.5
2015年イギリスワールドカップへ向けエディ・ジョーンズが監督就任。ワールドカップまであと1321日、エディは日本は負けに慣れていると首脳陣に語る。フランスに大敗した記者会見でちょっと笑って質問に答える廣瀬キャプテンをその場で諌めるエディ。エディはリーチにキャプテンを打診する。


▶︎イギリス、ブライトンでの南アフリカ戦勝利の『ブライトンの奇跡』までの道のりを描いている。元々運は関係の無いスポーツだし見終わってあれは奇跡では無く練習と信念の結果だと分かる。

エディを始め廣瀬やリーチ、五郎丸らも証言で出演し、彼ら選手に寄せたつもりの役者が当てられている。実際の南ア戦の映像も入り、何度も観た試合だがつい力が入った。あの時のリーチの決断も聞けたのは大きい。

リーチへのキツイ風当たりに見舞われるシーンと如何にもリーチらしい対応に胸が痛くなった。
ワタシにとって3度目のワールドカップを前に鑑賞し、チリ戦への思いが高まっている。

映画作品としては小さく収まっているが、記録映画としての価値は高いと思う。