my映画館2021#37 > これも鑑賞後に映画館を出て、ターコイズに近い空を眺めて、ニンマリと余韻に浸りましたね・・・って、これを狙って快晴の日に足を運んだですが。
そんな本作は、モンゴルを舞台に、日本人とモンゴル人の2人の男の旅路を描いたロードムービー。
で、正直、ストーリーの完成度はちょっとって感じで、展開もありがちかなと思いつつ・・・モンゴルでの描写はやはり効いて来るんです。
そう、原点回帰ではないですが、俗にまみれた青年が言葉の通じない大自然の世界へ・・・そこで生を目の当たりにし、自らの起源にも触れたら、それは一皮も二皮も向けるかと。
そして、世界は同じ空で繋がっているという普遍的なメッセージにも、しっかり頷けましたし・・・モンゴルの大草原には一度は行ってみたいとベタに思ってしまってます。
なお、俳優陣では、柳楽優弥がいい味を魅せまくり・・・大御所の麿赤児が流石のサポートを披露。