このレビューはネタバレを含みます
脚本と音楽が有名な方ってのと、菅田さん有村さんが主役ってことしか知らずに観ました。
甘めのラブストーリーなんだろうなと思ってたら、恋愛の甘酸っぱい始まりから、ボディーブロー並みにズンとくる終わりまで、丁寧に描かれてた。
あれ?有村架純と付き合ってたっけ?(もしくは菅田将暉)って錯覚するほどだわ。
ずっと幸せなままとか、楽しいことに満たされたままってのが、どうして大人になると簡単にいかないのかな。普通の幸せを得るのが普通にむずかしい。
2人とも、2人の関係や暮らしを続けたいって思ってたはずで、麦くん(菅田さん)は仕事に精を出してお金稼いで守ろうとするけど、絹ちゃん(有村さん)は同じ小説読んであれ良かったよねえって言い合えるような些細な幸せが欲しい。
なかなか絹ちゃんの理想の道は険しいけど、楽しいことだけ選んでいけたらいいよね。
花束は色とりどりで綺麗だけど、いつかは枯れちゃう。手入れして手間をかけて先伸ばすことはできるけど、やっぱりいつかは枯れるんだよなあ。作品にぴったりのタイトルでした。
バロンは「耳をすませば」からかなあ🐈⬛