このレビューはネタバレを含みます
サプラーイズ!!
これでもか!のどんでん返し。
まずは、不穏な雰囲気と怪奇現象で、心霊もの?と思わせておいて…
(「ヘレディタリー」?)
え?実は人間の、連続殺人犯のしわざ?
と思わせておいて…
実は家に侵入して不法な間借り(フロッギング)をする若者がいた!
普通のどんでん返しはここぐらいまで。
ところがさらに、若者のうち1人が暴走して凶行に…
と思わせておいて、
実はそいつが例の連続誘拐犯だった?
と思わせて…
さらに、本当の犯人はこっちだった!
からの…
さらにさらに、若者は過去の誘拐事件の被害者で、本当の目的は誘拐犯への復讐だった!
と二転三転。
さまざまな人物の視点で、さまざまなスリルとサスペンスが味わえる。
なんの感動もメッセージもない類の映画なので、高尚とは言いがたいものの、単純に楽しめるエンターテイメント映画としては素晴らしいと思う。
「インビジブル・ゲスト」や「シャッターアイランド」が好きな人はきっと好きでしょう。