hynonさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(659)
ドラマ(40)

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.9

映画にとって音楽がどれほど重要か…
映画音楽と制作者の偉大さがわかるドキュメンタリー。

関係者の方々の職人魂と、情熱と、才能と、映画への愛情と。

映画好きならきっと誰もが楽しめるはず。

名作のワ
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滑走路(2020年製作の映画)

3.9

32歳の若さで命を絶った歌人、萩原慎一郎の「歌集 滑走路」をもとに作られたフィクション。

映画の中の何気ない演出や場面(看護師の腕にメモ書きがある演出など)も、歌集の中の歌から再現されたものだとい
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.5

わざとそういうふうにしてあるのか、テレビドラマっぽい。

オープニング、音楽の入れ方、わかりやすい感情表現、芝居がかった台詞回し…

血の気の多い犬養(綾野剛)とクールビューティな高千穂(北川景子)
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

行き止まりのmid90s。
いや、時代は現代なんだけど、偶然にも同時期に公開された「mid90s」にそっくり。

それぞれに良さがあって、絵的にはやっぱり「mid90s」がかっこいいし、「エモさ」みた
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0

ただ表面的に事件をなぞった映画でもなく、センセーショナルなエンタメでもなく。
非常に骨太な、見応えのある映画でした。

1980年代に日本を震撼させた大手食品メーカー恐喝事件。
その真相を追う新聞記者
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シラノ・ド・ベルジュラック(1990年製作の映画)

4.0

恋文の代筆から始まる悲しくも美しい三角関係。フランス古典戯曲の映画版。

文章は、書き手の内面そのもの。
性格、価値観、思想、感性、嗜好、品性、知性、知識、ユーモアなど、その人の持つさまざまな面を表す
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トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

4.4

「ミッドナイトスワン」を観て感じた違和感や疑問の答えが、ここにありました。

「トランスに対する反応を人は映画から学ぶ」
(笑いやジョーク、嫌悪や恐怖の対象である、可哀想な憐むべき存在である、不幸な日
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.7

目に見えない「何か」が殺意を持って襲ってくる!
最近観た「透明人間」のような。

さすが人気シリーズの一作目。
運命に従って登場人物がただ次々と殺されていくだけの話…ではなく、目に見えない敵(死神?)
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星の子(2020年製作の映画)

4.1

「ちひろだけが、大好きな両親を信じた」
「この感動をあなたと」
いやそんな映画じゃなかったよ?笑
わかりやすい感動映画を期待していた人は拍子抜けしたのでは、、、

思いのほか難しい映画だった。
ストー
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

いい映画、でした。
でもごめんなさい…絶賛はできません。

一果のために男性の格好で就職するシーン。
ヘルメットに本名を書こうとして躊躇するシーン。
面接のシーン。
トランスジェンダーの方の実体験をも
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バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

4.0

夢とロマンの冒険物語…
じゃなかった!
実話に基づくサスペンス。そう、思いのほかサスペンス。

これは気球の話というよりも、脱出=亡命の物語。そして家族の物語。
自由を求めて国境を越え、西へ。

見つ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

「難しくてよくわからなかったけど面白かった!」という感想が多い中、なんと、わたしの頭ではこれが「面白い映画だ」ということすらわからなかった…笑

映像とアクション。は面白い!
しかし…
期待しすぎたか
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はちどり(2018年製作の映画)

3.8

繊細。思春期。日常。

5時間ぐらいあった。(体感)
いったいどこまで「日常」が続くんだろう、と思った。
かといってつまらなかったわけじゃない。

誰もが経験するような出来事の数々。
自分は「レディー
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.4

話がどう転がっていくのか、どう着地するのかまったくわからず、そういう点では面白かった。俳優さんもよかった。
でもわけわからん!

まず、予告で謳っているような「サスペンス」ではないし、内容も違う。そこ
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

4.1

いつもながら、「ダルデンヌ」でした。
重く難しい題材を、音楽もなく、淡々と。

音楽って映画にとってすごく重要な構成要素だと思うのだけど、その音楽がないってすごくないですか。

清々しいほどシンプルで
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

いやほんとディズニー&ピクサーすごいなぁ…
きれいな起承転結、みんなが成長していく前向きなストーリー、わかりやすい普遍的なメッセージ、迫力の映像、そして怒涛の伏線回収!!出来すぎてる。

中盤までは感
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今宵、212号室で(2019年製作の映画)

3.9

よくあるラブコメディなのかなと思ったら…
いやどうゆうストーリー?笑
映像表現のクセ強い笑
ちょっとホドロフスキーのような、ミシェル・ゴンドリーのような。

倦怠期を迎えた夫婦の「内省」を、ファンタジ
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.5

最近、雨のなか裸足でバレエを踊るナイジェリアの少年の動画が話題になった。
それを見てこの映画を思い出した。

「バレエは女の子のものだと思われているんです」
「踊る僕を見てもらいたくて。僕を見れば男の
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

古き良き正統派ミステリといった感じ。
アガサ・クリスティのような、刑事コロンボのような(どちらも大好き!)。

ストーリーについては何も言いません。あとは見てのお楽しみで😏

あっと驚く巧妙で複雑なト
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

麻薬捜査班が張り込みのカムフラージュのため開店したチキンの店が大繁盛?!
ほのぼのしたアクションコメディ。

韓国映画といえばドロドロした韓国ノワールばっかり見てきたけど、こんな楽しい映画もあるんだな
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

4.0

「古代マヤの死の迷宮」??
こんな副題をつけられているのがかわいそうなくらい良作。

副題や予告編の安っぽさが半端ないので期待値低めだったものの、、
いや全然B級じゃない!!

青春映画×サメ。
お笑
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.8

あらすじだけ拾うと、青春映画にありがちな話でさほど目新しくはない。
なのに前半、音楽と映像と演出でひたすらスタイリッシュに、不穏に、スリリングに描かれていて、よくある青春映画とはまったく違う印象を受け
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

シリアスな透明人間。「インビジブル」みたいなおふざけはない笑

人体を不可視化するという歴史的発明をしておきながら、学会で発表するでもなく、軍事用に売りさばくでもなく、ひとりでこっそり使うところが陰湿
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

ティモシー・シャラメとエル・ファニングの画力がすごすぎて、セリフが頭に入ってこないこともしばしば。
ふたりとも本当に華がありますね。
2人の魅力を堪能できるお洒落な映画としては申しぶんないのでは。
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mellow(2020年製作の映画)

3.7

田中圭×花屋×恋。
こんな花屋さんがいたらモテてしょうがないだろうなぁ…と思ったらやっぱり!
田中圭くんがモテてしょうがない話。

ゆる〜くほのぼのした恋愛群像劇。
きれいでほんわかした、とっても優し
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.8

不思議な映画。
あらすじも何も知らずに観たので最初はなんの話かわからなかったけど、夫婦の話。

蒼井優も高橋一生も好きな俳優さんなので、2人の会話(演技)、ずっと見ていられる。

隠し事があるとうまく
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ある夏、心に傷を負った大学生ダニーが美しい異国の地で暖かい村人たちと神秘的な異文化に触れ自分を見つめ直す、幻想的な癒しと再生の物語。
をホラーにした感じ?笑

面白いと思ったのは、ホルガ村のしきたりや
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

コミカルだけど容赦ない近未来SF。
「セブン・シスターズ」に雰囲気が似ている。けっこう描写がグロいところも。

AIの相棒に振り回されるコメディと思いきや…意外とサスペンス的でダークな展開が好みだった
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ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

3.6

ナオミ・ワッツと2人の名子役(ジェイコブ・トレンブレイ、ジェイデン・マーテル)が好演。

Siaの「Chandelier」等のMVで驚異的なダンスと表現力を見せた天才少女マディ・ジーグラーも出演してい
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「誰からも称賛される17歳の高校生ルース。彼は完璧な"優等生"か、それとも恐ろしい"怪物"なのかー」
(本作ポスターから引用)

観客はそれを考えながらこの映画を観ることになる。
誰を信じればいいのか
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.2

ビル・マーレイにアダム・ドライバー、クロエ・セヴィニーにスティーヴ・ブシェミ、ティルダ・スウィントン…イギー・ポップまで!なんと豪華!

しかし…
ゾンビ映画ながらも、緊迫感、なし。怖さ、なし。テンポ
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

こんなタイムループは嫌だ!

死後の世界で、自分が殺人を犯した1日を何度も繰り返し体験しなければならない主人公。

時空が歪む話は大好き。
繰り返すからには主人公に何らかの気づきがあり、行動の変化があ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

Netflixで配信中の話題作。

優等生エリーが、同級生にラブレターの代筆を頼まれて…というお話。
「シラノ・ド・ベルジュラック」の現代版??
いや、エリーの言うとおり、これは「恋愛もの」ってわけじ
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.4

スピンオフから観てしまったので、あらためて一作目から。
ストーリーを時系列順に追って観ていくという通な見方もあるらしいけど、単純に公開年度の古い順から新しい順に鑑賞。

大人気シリーズ第一弾は、意外に
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.8

いきなりスピンオフからの鑑賞…😅

予告編を見て、おもしろそう!と思い、急遽観に行ったので予習できませんでした。
(*昨年夏に劇場で鑑賞)

感想はいたってシンプル。
アクションすごい!
かっこいい!
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夏、19歳の肖像(2017年製作の映画)

3.4

島田荘司の小説を中国で映画化。

ストーリーは非常にオーソドックスなサスペンス。
バイク事故で入院した大学生が、病院の窓から覗き見たものは…
要するにヒッチコックの「裏窓」。

本格的なミステリを期待
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