人間あるある。
家族あるある。
人間って、いつの時代も変わらないんだな。
親子の会話、きょうだいの会話、ご近所との交流など、ある家族の日常を通して普遍的な人間と家族の姿が描かれる。
カメラがどうだ>>続きを読む
地味といえば地味だけど、巧みな心理劇。
同じ会社に勤める婚約中の男女。女性の方が昇進したことで、ふたりの関係に亀裂が入り…。
幸せの絶頂から、あれよあれよという間に転落していく胸糞サスペンス。>>続きを読む
さすがフランス。
美食と皮肉の国。
美食の追求、肉食文化、夫婦の力関係、友達同士のマウント、人種差別、精肉店の経営難、カルト的ヴィーガン、意識高い系ヴィーガン、キリスト教… あれやこれやをスパイスた>>続きを読む
まぎれもなく料理が愛であることを教えてくれる。
お金さえあれば、簡単に調理済みの食品が手に入るいまの時代。
なんでもかんでも時短、合理化、効率化。
料理なんて手間ひまのかかることをわざわざせずとも空>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
楽しみにしていた続編。
前作とまた同じパターンの話と思いきや…
今回はまさかの強敵が!!
これは意外で面白い展開だった。
前作とのつながりや、共通点、エスターが凶悪犯としてまだ未熟でヘマが多い点な>>続きを読む
私がなぜこの映画を観て感動したかを説明しても、大多数の人にはうまく伝わらないだろう、と思うともどかしい。
夏月や佐々木の言葉が寺井に通じなかったのと同じように。
多様性の驚くべき広さと深さを描き、特>>続きを読む
二転三転のサイコ・サスペンス。
細かいところは突っ込まないで。
予告ほどは… という感じ。
斬新さや過激さを期待すると拍子抜けするかも。
有名俳優が勢揃いで、演技を見るのが楽しい。
登場人物の心>>続きを読む
楽しかった!
Amazon × ブラムハウスいいなぁ。
「スイッチ」や「ハッピー・デス・デイ」みたいなサスペンス・ホラー・コメディが好きな人はきっと好き。
話はぶっ飛んでるけど、お約束はきっちり押>>続きを読む
ゴジラは助演、と言ってもいいくらい。
戦争を生き延びた人たちの、国を守ろうとした人たちの、技術力で日本を支えてきた人たちの、物語。
センチメンタルなヒロイズムの上をいく人間讃歌には、共感しかない。
誰が誰だか、、
人物関係や話がややこしい。
原作が複雑なのか、見せ方のせいなのか、なんだか分かりにくい。
あっと驚くような展開や謎解きはなく、真相解明の面白さはあまりないけれど、ダークでスタイリッシ>>続きを読む
驚いたな。
実際に起きた列車テロをベースにした、クリント・イーストウッド監督作品。
予告編を見ててっきり、緊張感あふれるサスペンス風の映画だと予想していた。たとえば「ホテル・ムンバイ」みたいな…
実>>続きを読む
「グランツーリスモ」のニール・ブロムカンプ監督作品、ということで鑑賞。
エイリアンが地球を侵略、というパターンが多い中、この作品では暴挙を振るうのは人間の方。
エイリアンがチープなのが残念。いや、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
若き日の思い出。
捨てられないモノたち。
差し出した手。
前へ進みたくない気持ち。
亡き妻への想いがひしひしと伝わってきて、何度も涙が出る。
これは喪失の物語ではなく、愛の物語なのだと思う。
見て>>続きを読む
タートルズの始まりの物語。
カメで、ミュータントで、ニンジャで、ティーンエイジャー。
どんな設定よ。
アメリカっぽさ全開の人気シリーズ。
コワかわいかった実写版と比べると、アニメ版は普通にかわいい。>>続きを読む
先生と生徒たちの、心温まる交流を描いたドキュメンタリー…
と思ったら、もっと深刻で物騒な内容だった。
なんせ舞台が北アイルランド、映画「ベルファスト」でもおなじみのベルファスト。
カトリック系住民>>続きを読む
もう人間いやだ、、
絶望感と無力感に打ちひしがれそうになる。
目を背けたくなる。
でも、見なければならない。
福田村だけじゃない、この事件だけじゃない、日本人だけじゃない。
昔もいまも変わらない。>>続きを読む
大人気シリーズ第3弾。
(スピンオフ含む)
さすがジェームズ・ワン。
こういう大真面目に怖い映画は、実は苦手。
でも、面白いので最後まで観てしまった。
この緊張感で2時間超えは疲れるなぁ。
怖が>>続きを読む
ベンが帰ってきた。
いや、彼は本当に帰ってきたのか?
どこへ帰るのか?
…という話。
まったくの偶然なのだが、先日観たばかりの「DOPESICK」と同じく、麻薬性鎮痛薬オピオイドの依存症がテーマの作>>続きを読む
さ、さすが白石監督…
キレッキレのバキバキのヤクザvs警察映画。
先日観た「死霊館」より怖い。
手加減なしの描写。
待ったなしの展開。
強烈なキャラのぶつかり合い。
二転三転のドラマ。
恐怖、>>続きを読む
夏はやっぱりサメ映画。
ステイサムかっこいいなぁ。
強いけど不死身じゃないっぽいところがいい。人間味がある。
さすが、背面飛び込みのフォームが美しい。
(*元飛び込み選手)
サメがステイサムに甘す>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ユートピアのふりしたディストピア。
繰り返し、同調、規則、秩序、支配、閉塞感、悪夢…
そんな描写が続く。
郊外の高級住宅街、毎日同じ朝の風景、家事とご近所付き合いの日々…
そんなループに疑問を感>>続きを読む
きっとこれは氷山の一角なのだろう。
製品瑕疵、データ改ざん、偽装、ずさんな衛生管理や品質管理、不法投棄…
組織の不祥事は後をたたない。
表沙汰になった件だけでも数えきれないほどある。
数々の不祥事>>続きを読む
怒涛の伏線回収と、構成の妙。
前作よりずっと面白い。
今回は登場人物も覚えやすく、人物関係もわかりやすい。
マーダー・ミステリーだけど、ドロドロした陰湿さや重さがなくて気楽に観れる。
おまけに今回>>続きを読む
なんじゃこりゃあ!
A24が放つ異色ホラー。
何の映画なのかよくわからない。
いわゆるホラー的な恐怖はなかったと思う。
ショッキングなゴアシーンも予想がついて、それやっちゃダメなのに…とか、あ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
家族の失踪、貧困、介護、安楽死、サイコ殺人鬼、自殺誘引、SNSの闇…
盛りだくさんすぎる。
重すぎるテーマを次々と突きつけられ、ショッキングな映像を次々と見せられて、見終わったときにはぐったりしてた>>続きを読む
自己犠牲。献身。
妻は、母親は、こうあるべき。
お客様は神様。
人を憎まず、赦しなさい。
平常心を保ち、心にいつも平安を。
… いやそんなの無理!!
という反動と爆発。
理想と現実。
建前と本音。>>続きを読む
ユー・ネバー・トゥック・マイ・カー。
アイ・アム・グルート。
なんちゅう渋い声。
大人気シリーズ最新作。
あのとき実はこうでした!
この人が実は…!
などなど…
シリーズ恒例、あと出し… いやサ>>続きを読む
クリスタって誰だっけ?
とずっと考えてた、、
いろいろと分かりにくい作品だと思う。
その分かりにくさこそがこの映画の魅力。
ありがちな、マイノリティ→虐げられながらも頑張ってる善い人、みたいなステ>>続きを読む
7回ぐらい泣いた…。
ここまでキャラに愛着が湧くシリーズもなかなかない。
シリーズ3作目(+関連作品)ともなれば、みんなの顔を見るだけでうれしくなる。
まさか大好きなさくらちゃんまで出てくるとは…笑>>続きを読む
何が何でも画面上で!
事件発生も、捜索も、伏線も、犯人登場も、謎解きも、すべて端末上でやってみせる!
という製作スタッフの執念に感動する。
もう誰を信じたらいいのかわからない…!
ミスリード、二転>>続きを読む
どうしたシャマラン監督!
いつもみたいに思い切りはずしてくれればよかったのに…
なんか意外と無難にまとめてきた。
もはやジョーダン・ピール作品と見分けがつかなくなってきたシャマラン作品。
最後は>>続きを読む
人間の争いのバカバカしさと不毛さ。
単にふたりの男と男の諍いを描いているのではなく、内戦に絡めて戦争の愚かさと虚しさを描いているのだろう…
というメッセージは容易に汲み取れたし、こういう皮肉な伝え>>続きを読む
真の意味での「生きるとは」を問う普遍的な作品。
舞台を日本からイギリスに移しても、なんら違和感なく成立する。
アメリカが舞台なら、またひと味違った作品になっただろうけど…
この渋さと慎ましさが好きだ>>続きを読む
昔の恋人がアルツハイマーになり、施設に入ったことを知った主人公。
自分もアルツハイマーのフリ(演技)をして同じ施設に入るが、彼女はすっかり彼のことを忘れていた…。
タイトルから予想できるとおり、コミ>>続きを読む
試写会にて。
ゲームの実写化ということもあり、ぜんぜん期待してなかったけど…
予想の10倍ぐらいおもしろかった!
ヒュー・グラントの悪役が新鮮。
悪いヤツなんだけど、愛嬌があってユーモラスで笑顔が>>続きを読む
2023年、第95回米アカデミー賞の撮影・美術・作曲・国際長編映画賞の4部門で受賞。
これからピクニックにでも行くかのように浮かれる若者たちと、実際の戦地の過酷さ。
戦場の地獄絵図と、自然の美しさ。>>続きを読む