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バッド・エデュケーションのmajiziのレビュー・感想・評価

バッド・エデュケーション(2019年製作の映画)
3.5
ニューヨーク州のロズリン学区を全米4位の学区に導いた功績を持つ教育長には裏の顔があった、というストーリー。

表の顔は有能で善良な教育長のフランク。
同僚や保護者、生徒たちからも信頼が厚い絵に描いたような人物を、どことなく胡散臭く演じるヒュー・ジャックマンの演技が素晴らしいです。

同僚のパムを演じるアリソン・ジャネイもさすがで、いかにもいそうな感じ。

彼女の縁故で同じ高校で働く姪役のキャラクターといい、人物描写が上手いと思いました。

実話ベースなので、最後に顛末の字幕が出ますが何もかもが驚き。
いろんな意味でそれでいいの?と感じました。

生徒側を主役にするのではなく、フランクに焦点を当てて制作されたのが良かったと思いました。
キャストの力量ありきの作品。
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