封筒をあける時、期待に心が踊る。
頑固で融通がきかない老人が自分の老いを認めた時、残された時間をどう生きるのか、ビア、友人、息子、文通相手、彼らがどんな存在になるのか。ラスト彼の決心には驚かされたなぁ。だ、だ、大丈夫?最後の手紙は温かく不器用な手紙でした💌
目が殆ど見えない老人エルネストと孤独で不安を感じるビア。エルネストの友人の妻から届く手紙の代読と代筆を通してふたりは交流を深めていく。
もっと感動出来るかなと思ったけど、ビアに泣けるほどの思いは抱けなくて、隣の友人の方が泣けたな。
友人とチェスをしながら、血小板の数値を言い合う「40万くらい」「私は55万」笑える、いい関係だなぁ。目が見えない老人と耳が聞こえない老人とではお互いの介護は無理。「歳をとって女々しくなった」からのシーン好き、切ないのぉ。
誰にだって老いはやってくる。最後をどう生きるのか。ゆっくり考えていきたい。