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ビート・パー・MIZUの8637のレビュー・感想・評価

ビート・パー・MIZU(2019年製作の映画)
4.0
女性が恋をする話に、なぜ男の自分がこんなにときめいているんだろう。それは多分、自分がそこに映る石川瑠華さんを好きだからなんだろうな。とにかく全力で可愛かった。
水への安息感と水くんへの焦燥の対比がどちらに振られても尊くて、絶対無意味だし気付かれる尾行でハラハラして、好きな人を前に黙り込んでしまう姿を観て陰気な自分は共感で恥ずくなってしまう。こういう映画の相手って何で全部お見通しなのかな。

短編映画だからこそ多くのエピソードが語られず、要点だけを押さえているからこんなにも良いのかも。同じくムーラボ短編の「ドキ死」と併せて、自分の心が擽られるラブコメ映画2本はめっちゃおすすめしたい。
とけた電球って名前しか聞いた事なかったけど、めちゃくちゃお洒落だったな。
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