ゴリアテの憂鬱

ゲルハルト・リヒター・ペインティングのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

3.9
リヒター展を観た後に観ようと思ってたのに忘れてしまっていました。

リヒターは絵(抽象画)を観て作者の意図がわかるような作品は駄作だと語っていました。
そして、本人さえも今描いている作品の意図を理解していない。恐らくは、心の感情や手先の感覚が複雑に絡み合ってて、それを整理整頓するのではなく、その繊細な感覚そのままに提示することに意義があるのだと思います。

そのコメントを聞いてコムデギャルソンの服を連想しました。
川久保玲さんは、ファッションデザインにおいて、リヒターのような感覚に近いことをされているのかなと思いました。