ぼうるちゃん

トルーマン・カポーティ 真実のテープのぼうるちゃんのレビュー・感想・評価

3.4

まさかステップファザー的なことしてたとは!という驚きととに見なきゃと思っていた作品。うーむ。

やはり初期〜冷血までだったのか?
などと思いを馳せながら、一応終盤の文庫も本棚に置いてはいるけど、なかなか叶えられた祈りのタイミング渋る。

アンファンテリブルと、奔放セクシャル具合と、なかなかに身も蓋もない。そして間に挟まれるフリー素材みたいなパワポ的扉絵、、、この安さ、、、斬新だ。
やっぱ美物語的な「カポーティ」の方が好感度高いんではないかな、、、とかむにゃむにゃ。

しかし最後のvogue編集の人が「絶対オークションで競るべきだった!」のアイテムが、いきなり涙腺に来る。草の竪琴を思い出して泣いちゃうよ!

もう少し周辺の書き手を頭に入れた上で、インタビュー映像だけ見直したい。