トモ

フード・ラック!食運のトモのレビュー・感想・評価

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)
4.1
フード・ラック ~食運~

食にこだわりがない訳ではないけど、普段どうしてもプロの押し付けっぽい拘りや食通の蘊蓄が鬱陶しく温度差を感じてしまうことがあるから、この作品はどうなんだろうって感じでしたが、料理への愛情、家族の話や繋がる人の思いを辿るような作りが良かったと思います

字幕を多用するシーンも普段観る作品なら違和感だが寺門監督の描く世界観には合っていたように思う、逆に字幕が無かったら情報を追えない可能性も

前の方で観ていたからか焼肉のアップの圧が強すぎて失敗したかなと笑

Eテレでドラマを観ているかのような安心感(ほめてます)があって、それは情報とストーリーのバランスがとても良く、豪華な俳優さん達の安定の演技が堪能できたから

EXILE NAOTOさんが病院に訪れた時は患者を治してしまうんじゃないかとあるドラマを思い出してしまったが、、良い意味で初々しく幼少期とリンクしていて良かった

そもそも観に行く目的だった土屋太鳳さん、ずっと観てきたが今作は特に演技が自然だった。旨そうに幸せそうに食べている姿を見ているだけで観たかいがあった

太鳳さんと言えば朝ドラ「まれ」で父親役の大泉洋さん、「今夜は心だけ抱いて」「お迎えデス」で父親役の飯田基祐さんも出ていた

石黒賢さんも寺脇康文さんもりょうさんも大泉洋さんも竜雷太さんも皆さんの演技を堪能できて、そういうものを引き出すことができたのは正に寺門監督の力量

煉獄、じゃなかった、大和田伸也さんも最高笑

東ちづるさん、白竜さん夫婦も良かった、あの流れで白竜さん、惨劇にならなくて良かったと余計な心配笑

序盤に出て来たお二人はサプライズゲストなのかな、あそこで心掴まれた笑
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