[フランチャイズを意識し過ぎでは?] 40点
後の「レインボーシックス」の主人公となるジョン・クラークの若かりし頃を描いた作品。合衆国が強大でいるため戦争が必要なんや!そのためには大国ロシアと戦うんや!という原作が書かれた時代の価値観をほぼそのまま継承しているので、画面と内容の齟齬が気になってしまう一作。"遺産と可能性の間で退屈な親権争いをしている映画"という評があって、もうそれですって感じ。自宅襲撃シーンで懐中電灯がゴロゴロするとこと、墜落した旅客機がぐるぐる回るとこは良かった。「レインボーシックス」を映画化するための序章という立ち位置なんだろうけど、そんなことするなら最初からそっちの映画作ったほうがいいのでは?