みや

ヘルガールのみやのネタバレレビュー・内容・結末

ヘルガール(2019年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

人気オカルト番組の収録で訪れた山奥で撮影クルーたちが悪霊に殺されるホラー。

あらすじを観ただけで明らかなB級。冒頭は聖書の一節の引用、そして初っ端からエロという潔いB級。その割にストーリーを捻ろうとした結果、全てが中途半端な結果となってしまった。というよりも、よく分からない。
ヤラセばかりしてきた撮影クルーが初めて本物の悪霊に…というのはよくあるが、そこからは悪霊一家の物語になっていく。
おばさんが霊として復活した母親であり、依頼人の父親が諸悪の根源で、
暴れ回ってる幽霊は妹で、最後は女三人が霊となって父親を殺す。そういうストーリーの流れはちゃんと理解できるのに、全然頭に入ってこない。
整合性がおかしいところもあれば、前半のTVクルーの話は何だったの?という拍子抜けの気持ちにもなる。途中参加した地元の女刑事も謎すぎたし、登場人物の個性も大して発揮されない。私は結局1時間半、何を観ていたんだろう?

それなりにグロいことやエロいことをしているのに全然活かされないのも不思議。怖いとか気持ち悪いとか、そういう感慨が不思議なくらいに一切湧かない。わざとそういう演出にしているんだろうか。
護衛の黒髪美女はかっこよくて好き。
みや

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