映画「アイリッシュマン」の監督、出演者が集まって映画を振り返る座談会。
全員がイタリア系のマーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシが豪華なレストラン？でテーブルを囲む姿はすでにマフィアたちが密談しているようにしか見えないですが、
いざ喋りだすと、アル・パチーノが83歳、残りの3人は80歳ってことで、会話のテンポもゆっくりで、おじいちゃんたちが仲良く昔話してる感じで可愛かったです😋
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スコセッシとデ・ニーロは同年代で実家も近所。子供の頃は一緒に遊んだ仲だそうで、映画ではわからない二人の近い距離が感じが出ていましたし、約10年ぶりに映画に戻ったジョー・ペシは『アル・パチーノに怒られるシーンだけは嫌だった』とか言ってて面白かったです。
個人的に興味深かったのは、デ・ニーロとアル・パチーノの仲。
映画「HEAT（ヒート）」で共演した際は、『一言も会話しなかった』とか、『会話シーンも別撮りで、後から合成した』などの不仲説が流れていた両名でしたが、何のことはない、ただの仲良しのおじいちゃん同士でした・・😅
そんな、俳優自身の魅力にあふれる座談会でしたが、映画として面白いエピソードも満載。
一つ挙げると、やはり本作で話題になっていた”若返りの視覚効果”の話。
デ・ニーロが『（後からCG処理するための）ピンポン玉を付けた顔じゃあ、演技は出来ねえ』 ってことになって、視覚効果チームが生み出した方法が、多数のカメラで同時に撮影する方法。
ただ、こうなると、今度は演じる周りがカメラだらけになり、俳優はどこに目線を置いたらいいのか分からなくなった、と😅
こういう話をだらだら続けてるだけの23分の映像ですが、画的にも豪華で楽しかったです。
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ちなみに、NETFLIX にはニューヨークマフィアの歴史を追ったドキュメンタリーもあります。
フィアーシティ
https://www.netflix.com/title/80218338
時代は「アイリッシュマン」で主に語られた時代の少し後の時代で、5大マフィア vs. FBIの戦いを追ったもの。
「アイリッシュマン」にも登場したファット・トニーこと、アンソニー・サレルノなど、両方に登場するメンバーも多くて楽しめます。
