プロミシング・ヤング・ウーマンのワイCのネタバレレビュー・内容・結末

爽快復讐ムービー！最後良くて涙出てしまったけど多分泣く映画ではない。

一貫して「女だからって虐げられ、希望した役職や仕事につけなかったりした女の呪い」が詰まっていたし細かい台詞もめちゃ共感できた。
序盤のシーンで、ヤク中男がキャシーにメイクしない方がいいって言ってたけどあれめちゃムカつきますよね？言われたことあるけど自分が好きでメイクしてるだけだからオメーの趣味は関係ねえよと思ったわ。

というかクラブで出会ったデートレイプマンたち、キャシーが急に素面に戻っただけでびびって逃げてたけどデートレイプする気満々の犯罪者野郎ばっかりなのにそこは怖気づいて逃げるんかいと思った。

パリスヒルトンとかブリトニースピアーズとか、なんか最近の映画でサントラとして流れたらダサい扱いされがちな女性歌手の曲が効果的に流れてて良かった。あと、キャシーの衣装とかコーヒーショップや家の内装が可愛かった。パラサイトシングルなのも含め少女性持たそうとしたのかな？関係ないかな。時計じかけのオレンジのアレックスがミルク飲むみたいな感じかと思ったけど。

彼氏は多分裏あるやろなと思ってたら裏が無さそうな感じで話が進むのであれ？と思ってたらちゃんと回収されていた。
最後、多分あの弁護士の人が味方してくれるやろなと思ったけどそれ込みで全部キャシーの計画通りだったのも良かったな。女のための映画として。あれを最後弁護士の人が自分の意志で動いてたら評価変わってたかも。

あと、注射針刺そうとするシーンまでは行け！と不謹慎ながら思ってたけど結果的にこのラストでよかったかもと思い直した。もしキャシーがアルを殺せてたらキャシーの今後の人生にアルが付き纏うことになるし。これでアルの人生にキャシーが付き纏うことになってめでたしでは？と思った。あと親戚知り合いが集まってる結婚式で逮捕劇見せたのもめちゃ爽快だったな。
もっと残忍な方法で復讐するのかと思ってたけど全体的に頭よかった。