nanami

プロミシング・ヤング・ウーマンのnanamiのレビュー・感想・評価

3.9
女の生きづらさが様々なシーンに散りばめられていて、
とってもムカムカした。
男にからかわれたり、性の捌け口にされて、
心身ともに消費される辛さの描き方が絶妙だったな。

間違った事に対して異を唱えず、
見て見ぬ振りをした人は勝ち組人生を送り、
正々堂々と向き合うキャシーは落ちぶれた生き方をしている。
出る杭は打たれる世の中。
何て無情なんだと思うけど、
これが古から現代まで続くリアルなんだよね。
胸糞だね。

ラスト含め、
スカッと感とモヤモヤが混在する作品だった。
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