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歌うために生きるのkyokoのレビュー・感想・評価

歌うために生きる(2019年製作の映画)
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2019年上海国際映画祭
最優秀作品賞
最優秀女優賞

残念ながらここではイメージ無しだけど、ポスタービジュアルがとってもグッド。

四川にある大衆京劇団。まわりには高層ビルが立ち並び、取り壊し寸前の芝居小屋に来るのは年寄りばかり。劇団を取り仕切るシャオ・リー(ギャル厚底靴が危なっかしい)はどうにか存続したいと日々新しい小屋の移転先を探す努力をしているが見つからない。そんな中、違う道に進もうとしている者も出てきた。養女であり劇団の花形女優丹丹もその中のひとり。

伝統芸能が時代とともに消え去っていく。
年寄りたちの嘆きは単なるノスタルジーではなく、人間にとってとてつもなく重要なものを手放そうとしてることへの警鐘にも聞こえる。
重機の振動が降らす雪が切なかった。

ファンタジーな演出は嫌いじゃないけど、ラストは惜しい。


ひっそりと渋谷で開催されていた「一帯一路」チャイナフィルムフェスティバル。
まあ、配給前なので、ある程度のことは目をつぶるつもりだったのだけども。

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>この字幕、Google翻訳ですか!?<
 ̄YYYYYYYYYYYYYY ̄

てなぐらい、まじでひどかった。日本語としてめちゃくちゃ。
観客20人ぐらいでしかも9割中国人だったので、影響はないんでしょうけど。(ついでに言えばみんなずーっとおしゃべり)

こんなんスコアつけるのは無理。
ちゃんと配給ついて丁寧に字幕ついたらもう一回観るけどさ…

中国電影資料館と北京鏡目映画文化メディア株式会社による合同主催、国立映画アーカイブの協力、大阪アジアン映画祭字幕協力、中国大使館文化部後援とご立派な名前を並べるならもうちょっとちゃんとしないとね。
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